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銀河の一票 第10話の名言・名台詞

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Episode 10 第10話

銀河の一票 第10話の名言・名台詞

夢みたいな政治を、現実に変える

Key point

この回の要点

東京都知事選が本格化し、チームあかりは、光留がウグイス嬢を務める選挙カーや、手話、点字の選挙ビラなどを使い、これまで政治の場から取りこぼされてきた人々へ言葉を届けようとする。

あかりたちは、単に「誰も取りこぼさない」と演説するだけではない。

ろう者には手話で応え、視覚障害者には点字のビラを渡し、本人に合った方法で情報を届ける。

そこへ、車いす利用者の星野桃花が選挙事務所を訪れる。

桃花は、公約に書かれた「真のバリアフリーへ」という言葉を、表面的で当事者の生活を理解していない表現だと厳しく批判する。

チームあかりは、その批判を迷惑なクレームとして扱わない。

桃花の話を聞き、公約を「『バリアフリー』という言葉が不要な社会へ」と書き換える。

さらに、選挙運動の時間を使い、バリアフリー設備のある投票所を検索できるシステムを開発する。

当選した後に実現すると約束するだけではない。

今できることを、選挙期間中から始める。

一方、五十嵐は、鷹臣と医大学部長の転落死に関する重大な事実へ近づいていた。

告発の手紙を利用すれば、流星陣営と民政党へ大きな打撃を与えられる可能性がある。

しかし、チームあかりは、相手を失脚させる情報を選挙の武器として使わないことを決める。

勝つために誰かの人生や死を利用すれば、自分たちも批判してきた政治と同じになるからである。

茉莉は、自分たちが目指しているものが現実離れした夢のような政治ではないかと不安を口にする。

あかりは、夢みたいな政治が許されない今の社会そのものを変えるのが、自分たちの役割だと答える。

また、茉莉と雨宮楓は、それぞれが抱えてきた孤独を認め合う。

楓は、誰かの特別になりたいと願い続けてきた。

茉莉もまた、政治家の娘として生き、他人と普通の関係を作ることができずにいた。

茉莉は楓に、あなたは自分の特別な人だと伝える。

楓も茉莉に、一人でいることと、自分から一人になろうとすることは違うと伝える。

星と星がつながり、星座となり、銀河となるように、人は一人のままでも、誰かとつながることができる。

Story

物語の概要

都知事選が始まり、各陣営は異なる方法で支持を広げていた。

流星陣営は、支持団体へ向けた個人演説会を重ね、組織票を固めていく。

対するチームあかりは、人気声優の白鳥光留をウグイス嬢に迎えた選挙カーによって注目を集める。

しかし、チームあかりが目指しているのは、単に話題になる選挙ではない。

歩道橋の上から手話で応援するろう者へ、あかりたちは手話で感謝を返す。

視覚障害者には、一般的な紙のビラではなく、点字のビラを手渡す。

伝えたつもりになるのではなく、相手へ実際に届く方法を考える。

離島での遊説でも、あかりたちは事前に住民とリモートで対話を重ね、その地域に暮らす人の話を聞いていた。

そこへ星野桃花が現れ、公約の「真のバリアフリーへ」という言葉を削除するよう要求する。

桃花は、当事者の具体的な生活を知らないまま、耳ざわりのよい言葉だけでバリアフリーを語る政治に反発していた。

茉莉、あかり、五十嵐、蛍は、桃花を説得して追い返そうとはしない。

全員が桃花の話を聞き、公約を見直す。

その結果、「真のバリアフリーへ」という抽象的な表現は、「『バリアフリー』という言葉が不要な社会へ」と改められる。

目標は、障害のある人だけが特別な設備を探し回る社会ではない。

誰もが当然に利用でき、特別に「バリアフリー」と呼ぶ必要さえなくなる社会である。

さらに、桃花の指摘から、バリアフリー設備のある投票所を簡単に確認できない問題が明らかになる。

チームあかりは、限られた選挙期間中にもかかわらず、遊説を一時止めて検索システムを作る。

選挙に勝ってから始めるのではなく、選挙中の今から一つの問題を解決する。

一方、五十嵐は告発の手紙の調査を進め、鷹臣と死亡した医大学部長の間に、表に出ていない事実があると知る。

その情報を選挙へ使えば、流星陣営へ大きな打撃を与えられる。

しかし、告発文には、人の死と茉莉の家族が関わっている。

事件を、票を得るための物語や武器へ変えることはできない。

チームあかりは、告発文を選挙へ使わない選択をする。

茉莉は、相手を攻撃せず、誰も取りこぼさず、選挙中にも制度を作ろうとする自分たちの政治が、夢のような話として許されるのかと問いかける。

あかりは、許されない今の社会だからこそ、自分たちが変えるのだと答える。

夜、仲間たちは離島の星空を見上げる。

東京では見えないと思っていた星も、本当はそこに存在している。

見えなくても、存在しないことにはならない。

社会から見えないことにされてきた人々の声も、同じように確かに存在している。

その頃、茉莉と楓も、それぞれの孤独を言葉にする。

茉莉は、楓が自分にとって特別な存在であると伝える。

楓は、茉莉へ、一人で生きることを選んでも、自分から一人ぼっちになろうとしないでほしいと伝える。

一人ひとりは別々の星であっても、つながることで星座や銀河を作る。

第10話は、作品タイトルへつながる「星と人」の意味を明らかにしていく。

Flow

核心となる台詞の流れ
  1. 選挙戦が本格化する
  2. 光留がウグイス嬢を務める選挙カーが注目される
  3. ろう者には手話で応え、視覚障害者には点字のビラを渡す
  4. チームあかりは、誰も存在しないことにさせない選挙を行う
  5. 桃花が選挙事務所を訪れる
  6. 桃花「嫌いなんだよね、こういうぺらっとした適当な言葉でバリアフリー語られんの」
  7. チームあかりは、批判をクレームとして排除せず話を聞く
  8. 公約を「真のバリアフリーへ」から「『バリアフリー』という言葉が不要な社会へ」へ変更する
  9. バリアフリー設備のある投票所を探せる検索システムを作る
  10. 当選後ではなく、選挙期間中から政治を始める
  11. 五十嵐が告発の手紙に関する重大な事実へ近づく
  12. 告発文を使えば、流星陣営へ大きな打撃を与えられる
  13. チームあかりは、告発文を選挙の武器にしないと決める
  14. 茉莉「許されるんでしょうか、そんな夢みたいなこと」
  15. あかり「許されないよね。だから変えるんだよね、私たち」
  16. 夢のような政治を、現実へ変える覚悟を固める
  17. 茉莉と楓が互いの孤独を語る
  18. 茉莉「あなたは私の特別です」
  19. 楓「ひとりで、ひとりになっちゃわないでくださいね」
  20. 一人ひとりの星がつながり、星座と銀河になる
  21. 流星と昴が『銀河鉄道の夜』のザネリについて語る
  22. 昴「ザネリって悪役なんですか」
  23. 流星「違うよ」
  24. 一つの行動や役割だけで、人を悪役と決めつけられない
  25. 告発の手紙の真実が、最終話へ持ち越される

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